レンタルサーバーではタイムゾーンはどうなる?確認方法も紹介!

レンタルサーバーを利用するときにはタイムゾーンの設定がどうなるのかが気になっていませんか。自社サーバーを使用しているときにはタイムゾーンが問題になることはあまりありません。しかし、レンタルサーバーの場合にはどのような設定になっているかがわからず、困ってしまう場合があります。

この記事ではレンタルサーバーのタイムゾーンの実態や確認方法を紹介します。

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一般的なタイムゾーンの設定は世界標準時

サーバーを構築したときには一般的にタイムゾーンとして世界標準時が設定されています。サーバーにOSをインストールしたときにタイムゾーンを変更できる仕様の場合もありますが、基本的には設定を変更しなければ世界標準時で動くので注意が必要です。

日本で利用する場合や、日本向けのサービスを提供するときには日本標準時にしなければ不便です。特に社外にサービスを提供する場合には日本標準時にしておかないと時間に関連するトラブルが発生する原因になります。日本標準時は世界標準時とは9時間ずれているからです。

例えば、新年の1月1日の0時から先着100人限定のキャンペーンを開催するというケースがあります。このときに日本標準時で0時にすぐに申し込もうとする人も多いでしょう。しかし、サーバーが世界標準時で動いていたとしたら、日本標準時の1月1日0時の時点ではまだ12月31日15時です。

申し込みをした人が受け付けてくれないというクレームを送ってくることになりかねません。このようなトラブルはタイムゾーンの設定を怠ったときにしばしば起こっています。

レンタルサーバーでは世界標準時とは限らない

レンタルサーバーの場合にも世界標準時でタイムゾーンが設定されていることがありますが、必ずしも世界標準時になっているとは言えません。レンタルサーバーでは大きなサーバーを切り分けて複数のユーザーにレンタルしていることが多いため、サーバー本体のタイムゾーンをあらかじめ日本標準時にしていることがよくあります。

サーバー本体のタイムゾーンは世界標準時のままにしていても、メールサーバーやFTPサーバーなどは日本標準時に合わせていることもあります。どのような仕様になっているかはレンタルサーバーごとに異なるため、新たにレンタルサーバーの利用を始めるときには確認が必要です。

レンタルサーバーのタイムゾーンを確認する方法

レンタルサーバーのタイムゾーンを確認するには、レンタルサーバーの運営会社に問い合わせるのが最も単純で確実な方法です。レンタルサーバーのユーザーサポートの窓口にチャットやメール、電話などで問い合わせれば詳細を説明してもらうことができます。

レンタルサーバーによっては公式サイトの「よくある質問」や「FAQ」のところにタイムゾーンの設定について記載している場合もあるので参照してみましょう。検索してみるとサーバー本体やメールサーバーなどについて個別にタイムゾーンの詳細を説明しているページを見つけられる可能性があります。

レンタルサーバーのタイムゾーンは実際に使ってみればわかるのも確かです。ただ、不具合が発生したり、クレームを受けたりしてから修正するという流れになることが多いので、あらかじめ対処しておくことが大切です。

タイムゾーンはどのようなサーバーでもコマンドを実行するだけで変更することができます。

日本標準時に変更しておけば日本向けのサービスを提供する際にはトラブルになりません。レンタルサーバーのタイムゾーンを確認して、日本標準時になっているなら特に設定変更のコマンドを実行する必要はないですが、確認するのが手間だと感じたら最初からコマンドを入れておきましょう。

PHPでは簡単にタイムゾーンを設定可能

ウェブ開発をするときにはPHPを使うケースが多いでしょう。レンタルサーバーを利用してPHPで開発するケースではタイムゾーンの設定をPHP上でおこなうこともできます。レンタルサーバーは仕様が変更される可能性があるので、PHP上でタイムゾーンを設定しておいた方がトラブルが発生するリスクが少なくて済みます。

ただ、サーバーによってタイムゾーンの設定の記述方法に違いがあるので注意しましょう。基本的にはdate関数を使えばタイムゾーンを設定できます。ただ、記述方法はサーバーによって異なっていて、以下の2通りのどちらかを使える場合がほとんどです。

date.timezone = Asia/Tokyodate.zone = "Asia/Tokyo"どちらが合っているかはレンタルサーバーが運営しているサーバーのOSや仕様によって決まります。誤った方を使用するとエラーが発生するので、早い段階で試してみて適切なのはどちらなのかを見極めておきましょう。

レンタルサーバーのユーザーサポートに連絡すれば記述方法を説明してもらうこともできますが、実際に試してみた方が手っ取り早いでしょう。

レンタルサーバーのタイムゾーンを設定する必要性

レンタルサーバーではタイムゾーンを設定しないとサービス上の問題が生じ得ることは上述の通りですが、単純に世界標準時や日本標準時を使えば良いというわけではないので注意しましょう。レンタルサーバーを利用しているときに限らず、サーバーのタイムゾーンはサービスの提供先を意識して設定しておくのが大切です。現代ではグローバルサービスを提供することも多くなりました。例えば、ECサイトをレンタルサーバー上に

構築して中国に販売するという場合には中国のタイムゾーンに合わせて設定した方が顧客とのトラブルを減らせます。一方、完全に社内で利用する目的で、特に社内ユーザーが時刻に関連する作業をしない場合にはタイムゾーンを設定する必要はあまりありません。

日本標準時にしておけば障害発生時の時刻を日本時間で把握しやすいというメリットはありますが、世界標準時のまま運用してもトラブルになることはないでしょう。レンタルサーバーのタイムゾーン設定について把握していなくても特に問題なく運用することが可能です。

ただ、タイムゾーンがメールサーバーとメインサーバーで違うと、エンジニアとしては対応が困難になりがちです。基本的にはタイムゾーンの設定を統一して管理しやすくしましょう。

レンタルサーバーのタイムゾーンの確認と設定を確実におこなおう

レンタルサーバーのタイムゾーンは個別にどのように設定されているかが違います。サポートに問い合わせて確認するのが最も確実な方法です。タイムゾーンは世界標準時になっているのが一般的ですが、実用上は日本標準時にした方が使いやすいでしょう。

海外サービスの場合には提供先の標準時に合わせるのが基本です。レンタルサーバーを利用するときには適切にタイムゾーンを設定して運用していきましょう。